紅茶道具の種類を知り、簡単3ステップで一式を揃えよう

紅茶道具の種類を知り、簡単3ステップで一式を揃えよう【経験と理屈に基づき、選ぶポイントを解説】

紅茶道具の種類を知り、簡単3ステップで一式を揃えよう

紅茶ベアーです。

美味しい紅茶に出会うため、日々活動中しています。

 

美味しい紅茶を飲みたいなら、茶葉から淹れたほうがよいです。

本記事では、紅茶をティーポットで淹れるために、必要な道具を紹介してます。

紅茶マニアが、経験と理屈に基づき、紅茶道具の揃え方を3ステップで提案してます。

また、それぞれの道具を選ぶ際のポイントも、解説してます。

 

より紅茶を楽しみたいなら、茶葉を買い、ティーポットで淹れることをおすすめします!

理由については、以下の記事で解説しています。

 詳しくみる:美味しい紅茶を飲みたいなら、茶葉からティーポットで淹れよう【紅茶マニアが経験と理屈に基づき解説】

 

茶葉と水だけ用意すれば、OK

ストレートティーだと、「茶葉」と「水」さえあれば、OKです。

ミルクティー、レモンティーをはじめ、チャイ、紅茶ラテ、ティーカクテルなどのアレンジティーを考えても、砂糖、シロップ、ミルク、豆乳、レモン、スパイス、リキュールあたりの材料があれば、作ることができます。

お供となる、クッキー、スコーン、ケーキなどのスイーツがあれば、さらに優雅にティータイムを過ごすことができます。

紅茶は、準備する道具や材料が、そんなに多くはないので、始めやすいのも魅力的です。

 

紅茶を淹れるための道具

紅茶道具

ざっと挙げると、9種類の道具がありました。

  1. ティーポット
  2. ティーカップ
  3. お湯を沸かす道具
    • やかん
    • 電気ケトル
  4. 茶筒や茶缶などの保存容器
  5. ティースコップまたはスケール
  6. 茶こし
  7. ティーコージー(ティーコゼー)
  8. 抽出時間を計る道具
    • 砂時計
    • ストップウォッチ
  9. 掃除道具

全ての道具を揃えないと、始められないじゃないかと思った人もいるかもしれません。そんなことはありません。

  • どんなものを選べば、よいのかわからない
  • 買ったものの、続くかわからない
  • いきなりの大きな出費は控えたい

がありました。

むしろ、私自身も、少しずつ集めてきました。経験と理屈に基づき、買ったほうがよい順番をつけてみました。

紅茶ベアー
簡単、3ステップで紹介します。

まず買いたい道具

ファーストステップ

言わずもがな、ティーポットが必要なので、用意しましょう。

それと同じくらいの大事だと思うのが、ティーポットを洗う、掃除道具です。具体的には、ティーポットの中を洗うための、細い棒です。

紅茶ベアー
紅茶関連の本をたくさん読んでいますが、あまり触れられていないけど、必需品です。

ティーポットには、茶こしがついているタイプもありますが、メッシュが粗いものが多いので、茶葉がカップの中へ入ってしまいます。カップに注ぐときに使う、茶こしが必要となります。

  • ティーポット
  • 掃除道具
  • 茶こし

 

次に買いたい道具

セカンドステップ

普段、あまり意識していないかもしれませんが、実は、カップの形によって、飲み物の味が変わっているのをご存知でしょうか?

飲み物自体の味は変わりませんが、飲んでいる人の味が変わっています。このへんは、勉強すると、「そういうカラクリだったのか?」ということが、分かります。

身近な例をあげると、コーヒーカップ、ティーカップ、ワイングラス、シャンパングラス、ビールジョッキ、おちょこなど、いろいろな器がありますが、

簡単にいうと、その飲み物を美味しく飲むために、誕生した入れ物です。

つまり、紅茶を飲むのに適したものは、ティーカップです。

紅茶ベアー

理にかなっているので、揃えましょう!

茶葉は、湿気によって、劣化します。そんなとき、茶筒や茶缶などの保存容器が大活躍します。鮮度を保つために、用意しましょう!

茶葉を計るのは、ティースコップが便利です。正確に計りたい場合は、スケールが便利です。ちなみに、茶葉のグラム数を計るよりも、スケールの上に、ティーポットをのせてから、茶葉を計ったほうが、楽かもしれません。

  • ティーカップ
  • 茶筒や茶缶などの保存容器
  • ティースコップまたはスケール

 

最後に買いたい道具

サードステップ

代替手段があるものは、最後にしました。

お湯を沸かす道具が必要です。鍋があれば、十分です。

ティーポットの口径は、そんなに広くないため、注ぎ口が細いやかんは、お湯が溢れず、使いやすいでしょう。お湯をすぐに沸かせる、電気ケトルもあれば、便利かもしれません。

ティーコージー(ティーコゼー)は、ティーポットの中の紅茶を冷めないようにするための、ポットカバーです。ふきんやハンカチなどの布を、ティーポットにかければ、効果は同じなので、はじめはそれでよいでしょう!

抽出時間を計る道具が必要です。砂時計があれば、雰囲気は楽しめます。携帯やストップウォッチで、時間を計りましょう!

  • お湯を沸かす道具
  • ティーコージー
  • 抽出時間を測る道具
紅茶ベアー
3ステップで、紅茶道具を揃える方法でした。
参考にしてみてね!

 

+αの紅茶道具も紹介しておきます。

紅茶の世界が広がる道具

持ち運びたい場合には、タンブラーや水筒があれば、便利でしょう。今は、ツイストティー(TWISTEA)などの専用ボトルなんかも販売しています。

お菓子を置くための、ティースタンドがあれば、あなたのティータイムは、一瞬で優雅に変わるでしょう!

紅茶に目覚めた、研究熱心な、あなたには、テイスティングカップを揃えて、茶葉の違いを楽しんでください!

  • タンブラー、水筒
  • ティースタンド
  • ティスティングカップ

よいティータイムをお過ごしください!

紅茶ベアー

次は、それぞれの道具を選ぶ際のポイントを解説していくよ。

ティーポットの選び方

ティーポット

昔、理想のティーポットを求めて、いろいろなお店を回っていました。紅茶のことを少し勉強すると、この形が良いとか、この材質が良いとかに悩みました。

買う際のチェックポイントを挙げておきます。

  1. 形はどうか?
  2. 材質はどうか?
  3. 液だれはしないか?

形はどうか?

フレンチプレスのような円柱状のものもありますが、球状のものが理想です。理由は対流しやすいからです。

どの方向からでも、中心からの距離が同じである、”球”という形が、ポイントです。

材質はどうか?

一般的には、陶器のものとガラス製のものがあります。

結論は、どちらでもよいと思います。むしろ、形の方が大事です。

冷めにくいので、陶器のものがよいという意見があります。茶渋がつきやすいので、白いものだと、変色が目立ちます。漂白などの定期的なメンテナンスは必要かもしれません。

ボーンチャイナという素材で作られたものが、最強という意見もありますが、あまり気にする必要ないでしょう。

ガラス製のものは、紅茶の水色見えて綺麗です。また、ティーポットの中の残量がわかりやすいのもよいかもしれません。

液だれはしないか?

ティーポット特有の話ではありませんが、液だれしないか?は、ティーポットの良さを計る重要なポイントです。普段使いしていると、地味に効いてきます。

液だれ:液体を注いだあとに、余分な液体が、容器のふちについて、垂れること。

ただ、見た目だけではわかりません。もし注がせてもらえるなら、見ておくとよいでしょう!

紅茶をティーカップに注ぎ終えた瞬間に、ピタッと止まるかと、ティーポットを置いたときに、輪っかできているかが、見るべきポイントです。

ティーポットの口が、いい曲線美をしていると、液だれしません。

 

\ ロンドンポタリー社のポットは、色も形も素敵です♪ /

 

茶こしの選び方

茶こし

一番大事なポイントは、キメの細かさです。

粉のような茶葉もあるので、そのような茶葉でも、しっかりこせるものを選ぶとよいでしょう。

紅茶ベアー

初めて買ったものは、微妙な細かさだったので、買い直しました。

茶こしを置けるものがあると、更に便利です。

 

\ 2重構造なので、細かい茶葉でも取り除けます /

 

掃除道具の選び方

ブラシ

ティーポットを洗うものは、必要です。ティーポットの口にも入るような、細いブラシは必須です。

\ イメージはこんな感じ♪ /

 

ティーカップの選び方

ティーカップ

紅茶を美味しく飲むために作られた、ティーカップを選びましょう!

ティーカップは、カップの口径が広く、深さが浅いのが特長です。そのような形をしているのは、紅茶を飲んだときに、香りが広がるように、設計されているからです。

素材については、ティーポット同様、陶器でも、ガラスでも、あまり気にする必要がありません。

むしろ、気に入ったデザインのものを選ぶとよいでしょう。ただし、カップの内側のデザインには、注意しましょう。内側の柄が、紅茶の水色を邪魔する恐れがあります。

ちゃんと水色が綺麗に見えるよう設計されているティーカップは、内側が柄がなく、白いものが多いです。

\ ノリタケの食器は人気があります /

 

茶筒や茶缶などの保存容器の選び方

茶筒

光と湿気に対する防衛策として、茶筒や茶缶があります。しっかり密封されるものであれば、問題ありません。

ただし、茶葉の入った袋も進化してきているので、そのままでも保管できるものも増えてきてます。ジップロックが付いているか、光や湿気に強い素材を使った袋なのかを見るとよいでしょう。

\ イメージはこんな感じ♪ /

 

ティースコップまたはスケールの選ぶ方

ティースコップ

ティースコップは、大差はないので、気に入ったデザインのものを選ぶとよいでしょう。

より正確に計りたい人は、スケールをお使いください!

\ KINTOのシンプルなデザインも好きです /

 

お湯を沸かす道具の選び方

やかん

お湯を咲かす道具には、鍋、やかん、電気ケトルがあります。

ティーポットの口径は狭いので、やかんや、電気ケトルでも、口が細くなったものが、注ぎやすいので、おすすめです。

時代は変化し、温度を調整できる、電気ケトルも登場しました。

個人的には、ウォーターサーバーは、大活躍しています。お湯を沸騰させる時間を短縮できるので、時短アイテムとなっています。

\ デザインケトルも素敵ですね! /

 

ティーコージー(ティーコゼ)の選び方

ティーコージー

ティーコージー(ティーコゼ)のポットカバーの役割は、ポットの温度を下げないようにすることです。

はじめは、ハンカチやタオルで、ティーポットを覆えば、事足りるでしょう。

デザインで選ぶとよいですが、使っていると、必ず紅茶がつくので、洗えるものがいいかもしれません。

\ 結局シンプルなものが使いやすいかも /

 

保温機能を搭載した、ティーポットもあります。

マリアージュフレールさんや、TWGさんでみる、シルバーのやつです。あのステンレスカバーは、約1時間の保温性能をもち、取り外せます。なにより美しいので、高揚感はハンパないです。ただし、お値段もハンパないです。

紅茶ベアー
初めて見たとき、値段の高さに驚きました!

時間を測る道具の選び方

砂時計

時間を計れたらよいので、携帯、ストップウォッチでも構いません。優雅な雰囲気を味わうには、砂時計のアナログさは堪りません。

\ レトロな感じがいいですね!/

 

タンブラー、水筒の選び方

ティータンブラー

オフィスで飲みたい、持ち運びたいなら、タンブラーが便利です。保温性が高く、熱々で楽しめます。

また、種類は多くはないですが、ツイストティー(TWISTEA)などの専用ボトルも販売しています。

\ 専用ボトルの種類は少ないです /

 

ティスティングカップの選び方

テイスティングカップ

形は、ほぼ同じです。素材とロゴがついているかどうかの違いしかありません。

\ ノリタケのテイスティングカップもあります /

 

もはや、趣味世界なので、値段で選ぶとよいでしょう。まずは、3個買うとよいでしょう。飲み比べができます。何より、3個を並べる高揚感が堪りません。

紅茶ベアー

もう既に、”紅茶沼”にハマってます

ティースタンドの選び方

紅茶専門店

ホテルで、アフタヌーンティーするときに、でてくる、お菓子やケーキが並べられているスタンドです。

アフタヌーンティースタンドや、ケーキスタンドとも呼ばれています。

ただ、お菓子を並べているだけなのに、優雅な雰囲気を演出できます。

種類も多く、値段はピンきりです。案外、リーズナブルなので、実は、手が出しやすいアイテムです。

\ モダンなデザインのケーキスタンドもあります /

以上、『紅茶道具の種類を知り、簡単3ステップで一式を揃えよう【経験と理屈に基づき、選ぶポイントを解説】』でした。

 

紅茶ベアー
たまには、紅茶を淹れて、おうちじかんを優雅に過ごそう!