紅茶ベアーです。
美味しい紅茶に出会うため、日々活動中しています。
ティーバッグ(ティーパック)の紅茶を、より美味しく淹れるコツについて、書いてます。
自宅だけでなく、ファミレスでも試せる、簡単な内容です。ぜひお試しください。
最近、ファミレスで仕事することがありました。久しぶりにいってみると、ドリンクバーの進化がすごかった。
- コーラなどの、炭酸系のジュース
- 野菜ジュースや、オレンジジュースなどの、ジュース
- コーヒー、エスプレッソ、カフェラテ、抹茶ラテ、コーヒー系飲み物
※挽きたては当たり前で、抹茶ラテなども作れる、高機能マシンがある - 緑茶やジャスミン茶などお茶や、紅茶、ローズヒップティなどのハーブティーなど、お茶系飲み物
※「ティーバッグ(ティーパック)」のものから「茶葉」のものまである
ティーポットを使って、茶葉から淹れる方法にも、美味しく淹れるコツがありますが、ティーバッグから淹れる方法にも、美味しく淹れるコツがあります。
今回は、ファミレスでも手軽に試せる、ティーバッグの紅茶を美味しく淹れるコツについて、紹介します。
ティーバッグ(ティーパック)の紅茶をどのように淹れてますか?
まず、普段はティーバッグの紅茶をどのように淹れてますか?
- カップのなかに、ティーバッグを淹れてから、お湯を注いでいる
- カップのなかに、お湯を注いでから、ティーバッグを淹れている
①のタイプですか?それとも、②のタイプですか?
ティーバッグの紅茶をより美味しく淹れるには?
理屈からいくと、②が正解です。
美味しく淹れるポイント1:時間を測る
その理由は、「渋み」が関係しています。美味しいとされる紅茶は、ある程度の「渋み」を必要とします。
ある程度の「渋み」とは何でしょう?
以下のような経験ありませんか?
- ティーバッグをずっとカップの中にいれていて、「(渋すぎて)美味しくない」という経験
- ティーバッグを早く取りすぎて、「味、薄い」という経験
これらの経験もわかるとおに、ティーバッグを引き上げるのに、ベストなタイミング(いわゆる、抽出時間)が存在するということです。
もちろん、人によって好みの味が異なるので、自分にとってのベストなタイミングは異なります。だけど、プロの人が試行錯誤し、多くの人が美味しいと感じる時間を、箱など表記してくれています。これを信じない手はありません。まずは表記どおりに淹れるのがポイントです。
美味しく淹れるポイント2:ティーバッグを動かさない
次に、抽出しているときに、やってはいけないことがあります。それは、ティーバッグを上下に動かしてしまうことです。
上下すると、ティーバッグのなかから、色(水色)がでてきて、一見、紅茶がでてくる感じがしますが、それと同時に、余計な渋みも出ています。何もしない(放置した)状態で、ベストな抽出時間を出しているので、ティーバッグを上下に動かしてしまうと、渋みのタイミングがずれてしまいます。
それを踏まえた上で、「ティーバッグをカップに入れるとき」と、「カップから引き上げるとき」を気をつければ、一層美味しくなります。
ティーバッグをカップに入れるとき→優しくそっとお湯につける
ティーバッグをカップから引き上げるとき→優しく、引き上げる
①は、ティーバッグにお湯がダイレクトに当たることで、余計な渋みがでてしまうので、②の方が良いとされてます。
美味しく淹れるポイント3:ティーバッグを広げる
昔ながらの平べったいティーバッグをできるだけ広げる(立体にする)
今では少しお馴染みになってきましたが、リプトンイエローラベルなどで採用されている、ピラミッド型のティーバッグ。
なぜ、あの形になってから、ご存知でしょうか?
理由は、ティーバッグ内に空間を作ることで、茶葉自体が自ら動いてくれるスペースを作れるからです。これにより、ジャンピングという状況が発生しやすくなり、美味しくなるという理屈です。なので、昔ながらの平べったいティーバッグでも、できるだけ広げること(立体にする)で、美味しくなります。
美味しく淹れるポイント4:お湯は熱々で
最後に、最も重要だといえるのが、水の温度です。100度近くのお湯。
やかんだと、先から水蒸気がめっちゃでている感じ。鍋だと、表面がポコポコなっている感じ。それくらい熱々のお湯がベストです。そして、勝負はここから。もし抽出時間が5分だったら、その間、いかに冷めないようにできるかが、より美味しく淹れるポイントです。
お湯を冷めないようにする具体例
- 事前に、お湯を入れ、カップを温めておく
- カップに皿(ソーサー)を乗せるなどして、蓋をする
- 持っているハンカチ、タオルなどを、その上からかぶせる
以上、ティーバッグの紅茶をより美味しく淹れるコツでした。
ファミレスのドリンクバー、職場やご家庭でお試しください。